個人投資家は「小型株」で儲けなさい(プロローグ 小型株はなぜ儲けやすいか)

小山 哲 (著) 1999年8月

  目 次
 プロローグ 小型株はなぜ儲けやすいか
  1.資金が少なくても大きく動く!
  2.株価が頻繁に大きく動くので売買のチャンスが多い
  3.機関投資家の持ち株数が少ないので上値が軽い
  4.外人の投資で値動きにスピードがある
  5.チャートの動きが読みやすい
  6.ちょっとした材料でも急騰・急落する
 第1章 株で大儲けするための7つの視点
  1.「ボロ株」の中に宝物がある!
  2.長期低迷株は、あるとき爆発する!
  3.現状を見ないで将来の業績を追え!
  4.収益がマイナスでも変化率で買え!
  5.深追いせずにセオリーを守れ!
  6.中段での調整と天井からの下げを間違うな
  7・出来高を伴って株価が上昇すれば買い有利!
 第2章 小型株で儲けるためのコツ
  1.有望株の安値は集中して買え!
  2.底値で買った銘柄は天井を確認して売る
  3.利益が出たら割安銘柄の株数を増やせ!
  4.株数が増えれば増えるほど加速度的に資産は増える!
  5.あらかじめ売り目標を決めて買う
  6.出来高の動きは素早く見抜く
  7.小型株の売買は、「指値注文」せよ
  8.7~8合目の株価の銘柄は買うな!
 第3章 仕立の動きを知れば小型株はおもしろい
  1.仕立株の仕立本尊
  2.仕立集団の構図とは
  3.仕立節の儲けの手口はこうだ!
  4.仕立節の「株価目標」に注意!
  5.仕立節は買いが集まりすぎると「振り落とし」をやる
  6.仕立株の「ちょうちん買い」には注意!
  7.仕立株と信用の取り組みとの関係
  8.仕立株の売買で損を被らないためには
  9.仕立株で個人投資家が損をする典型例とは
  10.仕立集団の中での個人投資家の立場は
  11.「政治銘柄」はまさに仕立株である
  12.銀行なども仕立株に絡んでいる?
  13.仕立節に乗るならほどほどが一番
 第4章 新規公開株はここに目をつけよ
  1.新規公開株は果たして儲かるのか?
  2.業績の割に初値が低いときは狙い目
  3.初めに上・下ヒゲをつけた銘柄は様子を見よ!
  4.株価が横ばいから上げ始めたら買いだ
  5.「下ヒゲ」で始まった公開株はおいしい
  6.「上ヒゲ」で始まれば「下ヒゲ」まで待て!
  7.「コマ」から始まる株価はタイミングを狙え
 第5章 小型株の売りと買いのタイミング
  1.株価の動きはやはり業績の裏付けだ
  2.新たな技術の開発情報は即買い
  3.好業績でさらに変化率が良ければ超有望!
  4.上昇トレンドの銘柄はどう買うか
  5.過去の天井の高い銘柄の底値は買いだ
  6.業績最悪期の敢えて買う勇気があるか?
  7.思いも寄らぬ株価になった銘柄は
  8.二番底をつけた銘柄は上値が高い
  9.環境関連業種から目を離すな!
  10.成長企業は上げの後にもチャンスがくる!
  11.急騰銘柄には必ず下げがある
  12.サイクルで動く銘柄はどう仕掛ける?
  13.ボックス圏の往来相場では下値を待て
  14.天井をつけた銘柄は次の底を待て
  15.下降ラインの銘柄はチャンスが近い
  16.下値の「待ち合い」は最高のチャンスだ
 第6章 信用取引が小型株に及ぼす影響を知っておく
  1.信用の評価損が増えると動きが鈍る
  2.信用取引の目的は市場の活性化にあるが
  3.「追い証」の発生は押し目買いのチャンス
  4.個人投資家の信用取引には限界がある
  5.個人投資家は信用取引では儲からない!?
 第7章 キャッシュフローから見た株の動き
  1.「キャッシュフロー」とはいったい何か
  2.「キャッシュフロー」で株価は動く
  3.「フリーCF」の動きに注目せよ
  4.「フリーCF」の改善には時間がかかる
  5.「CF」でもやはり変化率が株価に影響する
  6.新しいモノサシとしての「CFマージン」
  7.新しい尺度としての「株価CF倍率」とは
 第8章 小型株の買いのタイミングを見つけるチャート
  1.下値に出た「下ヒゲ」は上昇を暗示
  2.下値に出た「長い陽線」は買い
  3.下値での十字線は買いのタイミング
  4.底値圏からのマド開けの上げは即刻買い!
  5.底値圏に3つの小さな陽線が出たら買いだ
  6.底値圏で小陰線が出たら株価は上昇する
  7.安値の水準に出た「つつみ線」は買いになる
  8.「たすき線」が出たら買いを入れるのが有利だ
  9.ダブル底のシグナルは買いの暗示
  10.下値圏での「切り込み線」は買い
 第9章 小型株の売りのタイミングを見つけるチャート
  1.天井圏の「上ヒゲ」ではとりあえず売れ!
  2.天井圏での「大陰線」は売りのシグナル
  3.天井圏に「十字線」が出たら売り!
  4.マドを開けての下げは即刻売り!
  5.陰線が続いたら売りである
  6.天井圏に「つつみ線」が出れば売り!

 「プロローグ 小型株はなぜ儲けやすいか」では、小型株の特徴などについて紹介されている。例えば、小型株はわずかな買いと売りで株価は大きく上下するため、その性質を利用すれば比較的簡単に成功しやすいことや、機関投資家に株価を翻弄されることが少ないことなどを挙げている。

 「第1章 株で大儲けするための7つの視点」では、小型株で成功するためのポイントについて紹介されている。例えば、長期低迷株は株価が軽くなっているため値上がりのエネルギーがたまっていることや、ちょうちん買いをしてはいけないことなどを挙げている。

 「第2章 小型株で儲けるためのコツ」では、小型株で失敗しないためのコツについて紹介されている。例えば、株価が高値をつけて上昇傾向にある銘柄には手を出しても失敗することや売買の注文は指値で行うこと、株を2倍とかの値段で売ることができたら、初心に戻って次のよい銘柄を選ぶことに神経を注ぐ必要性などについて紹介されている。

 「第3章 仕立の動きを知れば小型株はおもしろい」では、仕立株の特徴などについて  紹介されている。例えば、仕立株とは巨額の資金で意図的に株価を操作して、ちょうちん買いを誘うことで稼ぐことを対象にした銘柄のことや、不人気銘柄を対象にある程度の期間をかけて買い集めていることなどについて取り上げている。

 「第4章 新規公開株はここに目をつけよう!」では、新規公開株の買いのタイミングなどについて紹介されている。例えば、上場を支援する証券会社の力によっては初値が高いことや、反対に業績の割に株価が低い新規公開株の動きなどについて紹介されている。
 
 「第5章 小型株の売りと買いのタイミング」では、儲けるための買いタイミングなどについて紹介されている。例えば、株価的に低すぎると判断した銘柄を買い集めておくことや、下がってきている銘柄に関心を向ける必要性などについて紹介されている。

 「第6章 信用取引が小型株に及ぼす影響を知っておく」では、信用取引の危険性などについて紹介されている。例えば、個人投資家は資金に限界があるため、信用取引はやらない方がよいことなどを挙げている。しかし、他の投資家が追証で投げ売りをした場合はまたとないチャンスであることも紹介している。

 「第7章 キャッシュフローから見た株の動き」では、キャッシュフローの特徴や株価が動く要因などについて紹介されている。例えば、キャッシュフローは売掛金や貸付金などの見せかけの利益ではなく現金を重視していることや、株価は業績の変化に連動していることなどについて紹介している。

 「第8章 小型株の買いのタイミングを見つけるチャート」では、小型株の買いタイミングなどについて紹介されている。例えば、買いのタイミングとして底値圏で「下ヒゲ」が出たときや、下値圏にあって株価の上下動のブレが小さくなっているときなどを挙げている。

 「第9章 小型株の売りのタイミングを見つけるチャート」では、小型株の売りタイミングなどについて紹介されている。例えば、売りのタイミングとして天井圏で「上ひげ」のシグナルが出たときや、大きな陰線がでたときなどを挙げている。

○ 資金が少なくても大きく動く!
 小型株というのは、発行済株式数が6000万株以下の銘柄のことを言います。
(プロローグ 小型株はなぜ儲けやすいのか)

○ 株価が頻繁に大きく動くので売買のチャンスが多い
 小型株の動きの特徴は、銘柄にもよりますが、100円の動きならば1~2か月もすればすぐにやって来ます。ということは、小幅での利益を頻繁にとるには大変に都合が良いと言えます。
 もちろん、小型株でも様々な動きをする銘柄があるので一概にはいえませんが、何しろわずかの買いと売りで株価は大きく上下しますので、売買のタイミングがよければ、大型株では絶対にあり得ないような利幅を取ることが可能です。
 つまり「買いは安く、売りは高く」という考えを徹底して臨めば、比較的簡単に成功を収めることができるのです。そこで大切なことは、買いと売りのタイミングを見逃さないように、こまめに株価を見ておくことです。ストップ高やストップ安が出やすいのも小型株の特徴です。ちょっとした材料で激しく株価が動くからです。
(プロローグ 小型株はなぜ儲けやすいのか)

○ 機関投資家の持ち株が少ないので上値が軽い
 機関投資家は、三月や九月などの決算時には様々な情報で売ってくるなど、特有の動きをします。これは本来の会社の動きとは関係がないことです。投資家の都合で売買されたのでは予測が狂ってきます。特に機関投資家の持ち株数が多いと多大な影響がでます。
 その点では、小型株を機関投資家が持っていても簡単には売ってきません。多くの株数を売りに出すと株価が急降下するからです。言い換えれば、小型株は機関投資家に株価を翻弄されることが少ないのです。
(プロローグ 小型株はなぜ儲けやすいのか)

○ ちょっとした材料でも急騰・急落する
 大きな会社では、ある部門で売れ行きの良い商品が開発されても、それが会社に及ぼす影響は限られたものになります。ところが小さな会社の場合には、一つのヒット商品の会社の収益に占める割合には大変なものがあります。そのために株価も大きく動きます。
 小型株の売買では、材料の占める株価への影響度というものをしっかり受け止めていかなくてはなりません。また、たとえば関連会社が倒産したり、事件を起こしたというようなときでも、その影響は大変なものがあります。したがって、一挙にストップ安ということも日常茶飯事に起こります。
(プロローグ 小型株はなぜ儲けやすいのか)









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