サラリーマンが株で一億円を稼ぐ!!(第1章 1億円への道)

えす (著) 2005年3月28日

  目 次
 第1章 1億円への道
  ○ 昼間はサラリーマン、夜はビールが大好き
  ○ 初めての株式購入・エピソード1
  ○ 初めての株式購入・エピソード2
  ○ わずか1年で信用取引にチャレンジ
  ○ 損切りのタイミングを間違う
  ○ ショックのあまり、株から足を洗う
  ○ 株式投資の最強の新ツール「iモード」登場
  ○ ヤフー掲示板の情報で投資
  ○ ITバブルに飛び乗ろうという焦りで、失敗
  ○ ユニクロの教訓
  ○ 短期売買はゼロサムゲーム
  ○ 見えてきた投資のツボ、企業は時価総額で見る
  ○ りそな銀行の国営化で、最大のチャンス到来
  ○ 1億円が見えてきた
  ○ 1億円達成、今後の目標
 第2章 投資を愉しむ47の知恵
  1.株式投資で成功するための3原則
  2.株価は何で決まるの?
  3.いくらで買う?
  4.株価を左右する3つの値動き
  5.将来価値はどうやって出す?
  6.安く買って高く売る!①
  7.安く買って高く売る!②
  8.人気のレストラン
  9.超短期投資とデイトレーダー
  10.中長期投資のメリット
  11.長期投資はむずかしい
  12.株式投資は美人投票
  13.有名な会社の株価はいつでも適正水準
  14.企業の業績の伸びにはいくつかのタイプがある
  15.新興市場銘柄にはお宝が多い
  16.産業構造の変化に目を向ける
  17.株式投資の儲け方
  18.会社の選び方①
  [実践] ファンダメンタル分析教室
  19.会社の選び方②
  20.PERが基本指標
  21.実践的なPERの使い方①
  22.実践的なPERの使い方②
  23.時価総額って何?①
  24.時価総額って何?②
  25.売上高経常利益率
  26.PBRって何?
  27.配当利回りって何?
  28.信用取引の追証はチャンス
  29.身近なところに投資チャンスは隠れている①
  30・身近なところに投資チャンスは隠れている②
  31.身近なところに投資チャンスは隠れている③
  32.身近なところに投資チャンスは隠れている④
  33.身近なところに投資チャンスは隠れている⑤
  34.個人投資家に人気のライブドアはどうか?
  35.経営者で企業がかわることもある
  36.株価は値動きではなく、企業を買う
  37.ウォーレン・バフェットの教え①
  38.ウォーレン・バフェットの教え②
  39.財務諸表を読む力は必要か?
  40.初心者の心得・その1・・・株はすぐには儲からない
  41.初心者の心得・その2・・・投資のスタンスを決める
  42.よいIPOと悪いIPO①
  43.よいIPOと悪いIPO②
  44.親子上場反対
  45.新興市場投資のリスク(吉野家型と松屋型)
  46.唯一絶対の投資法はない
  47.億万長者になった私の金銭感覚
 第3章 私の投資哲学12カ条
  ○ 私の投資手法・・・基本方針
  ○ 投資対象銘柄
  ○ 私の投資哲学 12カ条
  第一条 信用できない会社は買わない
  第二条 これからよくなる会社を買う
  第三条 今流行っている銘柄は買わない
  第四条 できるだけPERが割安な銘柄を買う
  第五条 時価総額の小さな会社を買う
  第六条 成長してる銘柄を買う
  第七条 他の会社と何か差別化されている会社を買う
  第八条 世の中の変化に乗っている企業を買う
  第九乗 失敗しても取り戻そうと頑張らない
  第十条 一度にまとめて買わない
  第十一条 安くなったところを買う
  第十二条 結果を急がない

 「第1章 1億円への道」では、著者が一時期、累計損失700万円近くを出しながらも、1億円を達成したエピソードについて紹介されている。例えば、値動きのよい銘柄に飛びつき買いをしていた典型的な負け投資家であったことや、リスクコントロールの甘さから一時は5000万円を3800万円まで減らしたことなどについて紹介されている。

 「第2章 投資を愉しむ47の知恵」では、投資で成功するための心構えについて紹介されている。例えば、著者が銘柄選びに使っている指標は、PER、PBR、時価総額、配当利回り、売上高経常利益率の5つぐらいであることや、テロやSARSのような一時的な影響で株価が下がっているときが狙い目であることなどについて紹介されている。

 「第3章 私の投資哲学12カ条」では、著者が投資で心掛けていることについて紹介されている。例えば、今流行っている銘柄は話題が収まると徐々に下落していきほとんど上手くいかないことや、時価総額を結構重視していることや、市場のムードと反対の行動を取ることなどについて紹介されている。


○ ヤフー掲示板の情報で投資
 ゴールドクレストはバブル崩壊後に登場した社員数わずか20名程度の新興マンションデベロッパーです。上場当初は、不況のど真ん中業種のマンションデベロッパーであるということで誰からも見向きもされませんでした。私も、ゴールドクレストの話を聞いた時、こんな不況時にマンション会社が業績を伸ばせるわけがないと思っていました。しかし、これはまったくの偏見でした。
 資金効率の高い経営スタイルや東大卒で若い 安川社長の魅力などが次第に知れることとなり、株価がどんどん上昇したのです。しかも、バブル崩壊後に創業した会社なので、同業他社がバブル崩壊の影響で動けえない間隙間を縫ってどんどん業績を伸ばしたのです。
 どんなに不況であっても世の中には不況を逆手に取って業績をグングン伸ばす会社は、いくつでもあるのです。
 思い込みは投資チャンスの妨げになるということを学びました。
 その後、新興市場では第二のゴールドクレストを探せとばかりに、いくつかの会社が物色されていきました。これが99年の小型成長株ブームのスタートでした。
(第1章 1億円への道)

○ 短期売買はゼロサムゲーム
 インターネットで評判のいい銘柄を買ってみたり、経済ニュースに着目してよいニュースが出た銘柄を買ってみたりと、いろいろとチャレンジしてみましたが、短期売買はどれも結果は散々でした。
(第1章 1億円への道)

○ 見えてきた投資のツボ、企業は時価総額で見る
 2003年に入って、短期売買をあきらめた私は、次の投資手法について悩んでいました。日経平均は1万円を割り、8000円台が定着してきた頃です。株価予想のプロを自称する人たちの中には、5000円台を予想する人まで出てくる始末でした。そして、ついに2003年3月には日経平均が8000円を割り込み、7000円台に突入します。
 ここまでの株式投資での累計損失は、既に600万円を超えて700万円に近付いていました。
 はっきりいって、とても取り戻せるような損失ではありません。(と、この時は思っていました)
 私は、ここで完全に開き直りました。
 「もう発想を根本から変えるしかない! 全部は無理でも少しずつ回収していこう。10年かかってもゼロまで戻れば、普通預金よりもましなはず」
 開き直って、冷静に考えると失敗の原因がいくつか見えてきました。
 市場が下がっているので、どんな銘柄を買ってもなかなか上がらない。
 → 大抵下がってしまう。
 → 下がるとあわててしまい、損切りしてしまう。または運よく株価が元の値段よりちょっと上にいくと、自信がないからわずかな利益で売却してしまう。
 → 損切りした結果、今度こそはと焦り、インターネットでよいといわれている銘柄や、値動きの良い銘柄に大きく投資して大きく負ける。
 とまあこんな感じで、典型的な負け投資家のパターンでした。
 そうです。長期投資を目指していながら短期(または中期)で自信がないので売却し、次のそれほど研究していない銘柄にかけては大負けするのです。
(第1章 1億円への道)

○ りそな銀行の国営化で、最大のチャンス到来
 2003年4月に入ると、UFJ、みずほといったメガバンク二つは、株価10万円(50円の額面であれば100円に相当)を割り込んで連日の暴落を続けています。このままいくと日本のメガバンクは、市場の波に順に飲み込まれて、すべてなくなってしまうのではないかという状況にも見えました。実際、連日の報道は、メガバンクすべてを国有化するのではないかという論調まで出ています。
 2003年4月25日ソニーの業績下方修正に端を発したいわゆるソニーショックで、市場全体がまた一段と大きく下げました。つられて、みずほFGの株価は6万円台に突入し、時価総額は1兆円を割り込んで推移していました。
 銀行株は明らかに売られすぎですが、かといっていつ破綻するのかわからない怖さもありました。しかし、よーく考えたら、みずほ銀行や三井住友銀行がなくなってしまったら、そもそも自分自身の勤める会社も危ない。とすると、日本からメガバンクがなくなってしまうということはないのではないかと考えたのです。
 政府が長銀方式の全株式を無価値にして完全国有化するという銀行政策を取った場合は、株式がゼロになるというリスクがあったため、銀行株を購入する度胸がなかなか持てませんでした。
 そんな時、りそな銀行の国有化が決定されました。りそな銀行の国有化スキームは、みなさんご存じだと思いますが、株主責任を問わないという方式でした。
 この決定によって、私がメガバンク株を購入するリスクは限りなくゼロに近いものとなりました。
 みずほ銀行の株価は、この時6~7万円くらいで購入できました。2005年2月末現在、私はみずほ銀行株の所有を続けていますが、今では50万円を超え、なんと7倍以上になっています。このようにチャンスを逃さなければ、株式投資で十分な利益が得られることがご理解いただけると思います。
(第1章 1億円への道)

○ 1億円が見えてきた
 しかし、私は2003年にひとつ大きな失敗をして、大きく資産を減らしてしまった苦い経験を持っていました。これを教訓にしたのです。
 その失敗とは、03年10月まで快調に資産を増やし5000万円まで増やしていたものの、調子に乗って10月11月の下げをまともに食らってしまい、結局年末には3800万円まで減らしてしまったという失敗です。
 それで私は、この失敗を分析したのです。市場が好調に推移していたのに、急に下げに入ってしまったのは、何だったのか。下げるにしても自分は残高を減らしすぎたのではないか?
 ひとつの原因は、自分自身のリスクコントロールの甘さでした。03年はずっと上げ相場が続いていましたので、信用取引の枠も目一杯使って取引していました。しかし、信用取引の枠を目一杯使う場合、読みを間違えた時の損失は相当に大きくなります。
(第1章 1億円への道)

○ 1億円達成、今後の目標
 株式市場には、インサイダー取引などの汚い話や誰が株価操作しているのかまったくわからない仕立株、胡散臭い投資話等が沢山渦巻いています。
 しかし私が実践したいのは、こういうものに頼らない真っ当な投資法です。
 真っ当な投資法でも十分な資産を作っていけるってことを証明したい。
(第1章 1億円への道)









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