キャッシュフロー計算書が面白いほどわかる本(第2章 営業キャッシュフローを理解しよう)

天野 隆 (著) 2007年7月4日


○ 企業が本業で獲得したキャッシュの量 - 10.本業で獲得したキャッシュの増減を示す
 営業キャッシュフローは、商品の販売やサービスの提供など、企業が日々の活動から得たキャッシュの量を示します。
 すなわち、企業が外部からの資金調達に頼ることなく、営業能力を維持し、新規投資、借入金の返済、配当金の支払いのためのキャッシュをどの程度、主たる営業活動から獲得したかを示します。
(第2章 営業キャッシュフローを理解しよう)

○ 営業キャッシュフローがプラスならよい会社 - 13.経営上では二つのポイントに要注意
 営業キャッシュフローは企業が年間に生み出すことができるキャッシュの多寡を明確に表します。これは企業のキャッシュ創出能力ともいえ、キャッシュフロー計算書のなかで最も関心の集まる部分です。
 よい会社の第一条件は、営業キャッシュフローがプラスであることです。アメリカの企業では、毎年の決算で企業の営業キャッシュフローの数字がどれだけ伸びるのかという点にアナリストや株主が注目し、マイナスになると経営上の責任問題にまで発展することもあります。
(第2章 営業キャッシュフローを理解しよう)

○ 取引条件のよしあしも表れてしまう - 13.経営上では二つのポイントに要注意
 キャッシュフローをよくする取引条件の大原則は、代金は早く回収し、支払は信用を落とさない程度にゆっくり支払うことです。たとえ業績が赤字でもキャッシュフローのい会社は取引条件がよいのです。

 取引条件についても営業キャッシュフローに表れます。キャッシュフロー計算書が浸透していくにつれ、営業キャッシュフローを増やす工夫の一つとして、取引条件の見直しがはかられるでしょう。
(第2章 営業キャッシュフローを理解しよう)









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