新会社法対応 決算書の読み方が面白いほどわかる本(第1章 【基本の基本】まずは決算書の概要を知っておこう)

落合 孝裕 (著) 2006年6月20日

  目 次
 第1章 【基本の基本】まずは決算書の概要を知っておこう
  ① 決算書のメインはB/LとP/L
  ② なぜ貸借対照表と損益計算書の二つがあるのか
 第2章 【損益計算書編】損益計算書で会社の業績がわかる
  ③ 損益計算書で会社の儲けが分かる
  ④ 損益計算書は五つの利益を計算する
  ⑤ 決算書の利益と実際の資金繰りのちがい①
  ⑥ 決算書の利益と実際の資金繰りのちがい②
  ⑦ 決算書の利益と実際の資金繰りのちがい③
  ⑧ 売上高と利益の比率で損益計算書の理解を深めよう①
  ⑨ 売上高と利益の比率で損益計算書の理解を深めよう②
  ⑩ 損益計算書の費用はココを見る①
  ⑪ 損益計算書の費用はココを見る②
  ⑫ 損益計算書の費用はココを見る③
  ⑬ 変動費と固定費に分けて考えてみよう
  ⑭ 収支トントンとなる「損益分岐点」を考えてみよう
  ⑮ 製造原価報告書もみてみよう
  ⑯ 前期との比較で会社の傾向を探ろう
 第3章 【貸借対照表編】貸借対照表で会社の財政状況がわかる
  ⑰ 貸借対照表は苦手というけれど
  ⑱ 貸借対照表を自分の家計でつくってみよう
  ⑲ 貸借対照表はどんな構成になっているか
  ⑳ 「資産の部」を詳しくみてみよう①
  ㉑ 「資産の部」を詳しくみてみよう②
  ㉒ 「負債の部」を詳しくみてみよう
  ㉓ 「純資産の部」を詳しくみてみよう
  ㉔ 貸借対照表も比率で理解を深めよう
  ㉕ 貸借対照表を前期のものと比較してみよう①
  ㉖ 貸借対照表を前期のものと比較してみよう②
  ㉗ 粉飾決算によるひずみは貸借対照表にあらわれる
  ㉘ 損益計算書と貸借対照表を比較してみよう
 第4章 【そのほかの諸表編】決算書を補う諸表についても知っておこう
  ㉙ 株主資本等変動計算書をみてみよう
  ㉚ 月次試算表で毎月の業績をみてみよう
  ㉛ 上場会社と決算書をくらべてみよう
  ㉜ 税金のことも考えてみよう
  ㉝ 決算書には時価がわからないという欠点がある
  ㉞ キャッシュフロー計算書とは
  ㉟ 連結決算とは

 「第1章 【基本の基本】まずは決算書の概要を知っておこう」では、決算書は主に貸借対照表、損益計算書、製造原価報告書、株主資本等変動計算書の4つの書類から構成され、それぞれの書類について説明されている。

 「第2章 【損益計算書編】損益計算書で会社の業績がわかる」では、損益計算書の特徴などについて紹介されている。例えば、損益計算書は一年間でいくら儲けたかを表した書類であることや、計上される利益と費用の種類やそれぞれの特徴などについて紹介されている。

 「第3章 【貸借対照表編】貸借対照表で会社の財政状況がわかる」では、家計を事例にして貸借対照表の構成などについて紹介されている。例えば、貸借対照表が資産の部と負債の部、純資産の部で構成されていることや、さらにこれらを構成する勘定科目の特徴などについて紹介されている。その他に、知っておきたい指標や粉飾決算の実態と見破り方などについても取り上げている。

 「第4章 【そのほか諸表編】決算書を補う諸表についても知っておこう」では、決算書を読むうえで押さえておきたいポイントなどについて紹介されている。例えば、会社は法人税や固定資産税、自動車税など様々な税金を支払っていることや、キャッシュフロー計算書はみせかけの利益ではなく、実際の資金繰りがわかる書類であることなどが紹介されている。

○ B/SとP/Lとは - 1.決算書のメインはB/SとP/L
 決算書は、①貸借対照表、②損益計算書、③製造原価報告書、④株主資本等変動計算書からなっています。③は製造業のみが作成するもので、一般の小売業、卸売業、サービス行は作成しません。また、④は株主に支払う配当金や、自己株式の購入などを記載するもので、会社法の施行により、作成が義務づけられるようになりました。
  ・
  ・
  ・
 貸借対照表を英語で、バランス・シートといいます。略してB/S(ビーエス)ともいいます。一方、損益計算書を英語で、プロフィット・アンド・ロス・ステートメントといいます。略してP/L(ピーエル)です。
 貸借対照表は、会社が持っているすべての資産と、すべての負債と、純資産(資本)からなっています。会社の「財政状態」、つまり資金をどのように集めて、どれがどのような状態にあるかがわかります。一方、損益計算書は、会社の売上や仕入れや経費の一覧表で、その会社の業績がわかります。
(第1章 【基本の基本】まずは決算書の概要を知っておこう)










                                                             第2章 →
トップページ