個人投資家のための「小型株」で賢く儲ける方法(第6章 小型株の新規公開株をねらえ!)

小山 哲 (著) 2003年11月


○ 1.新規公開株はタイミングが肝心だ
 上場されるからには、元気の良い会社がほとんどだが、最初の売買でつく「初値」は、そのときの相場環境に大きく影響されるので注意しなければならない。
 いきなりストップ高で始まるとか、売り出し株価よりも大幅に高い初値がつくときもあれば、最初から安く始まるときもある。株式相場は、投資資金の流入の規模や需給関係が主導権を握るので仕方がないことである。
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 初値に飛びつかないで、株価の動向をじっくり見て押し目を買うことだ。そうすれば、初めて利益確定のチャンスが出てくる。
(弟6章 小型の新規公開株をねらえ!)

○ 2.業績は比べて初値が割安であれば買いだ
 新規公開株でジャスダックなどの市場に上場される会社は、業績も良く、発行株数が少ないので人気化するのが一般的だが、中には株価が飛ぶこともなく、割安に始まることもある。
 これは、その会社に対する業績の消化不良や幹事証券会社の売り出しのタイミングにもよる。いわゆる売り出し作戦の不発だ。
 このような株価の動きは投資の対象としては、きわめて魅力的である。正当な評価がなされるにしたがって株価が意外なところに駆け上がるからだ。
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 会社の事業内容に将来性のあるものは、割安なら絶対に買い有利になる。大きく儲けるまたとないチャンスである。
(弟6章 小型の新規公開株をねらえ!)

○ 3.極端な株価の動きは様子見が賢明だ
 ジャスダックの銘柄は発行株数が少ないので、売り手と買い手の思惑で激しく株価が動くのがもうひとつの特徴である。
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 この会社は輸入家具を手がけており、業績はきわめて好調である。にもかかわらず、値動きが激しいのは発行株数が13万株という超品簿からきている。このような銘柄はひとたび火がつくと追いかけることができないほどの動きになる。作戦としては、株価の下値を確認して、急騰場面をじっくり待つのが賢明である。動き出してから乗るのは極めて危険だ。
(弟6章 小型の新規公開株をねらえ!)

○ 4.「持ち合い」から始まる銘柄はその後の動向に注意を
 公開株価が究極の「持ち合い」である「寄引同時線(始値と終値が同じであること)」で始まれば、買いと売りの力関係が均衡していることを表す。
 問題は次の段階で上に行くのか下に行くのかである。
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 持ち合いから始まる銘柄が上に行けば勝率は極めて高くなる。
(弟6章 小型の新規公開株をねらえ!)










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