個人投資家のための「小型株」で賢く儲ける方法(第8章 チャートで見る小型株の売りシグナル)

小山 哲 (著) 2003年11月


○ 1.乖離拡大後に大陰線が出たらすぐ売れ!
 小型の優良銘柄は上げ始めると「棒立ち」状態になる可能性が高くなる。チャート上では、上げ過ぎは長期移動平均線との乖離(かいり)の拡大になり、相場過熱感が出てくる。
 そうなれば、「利益確定」の意識が強くなるテクニカルの売りシグナルが点灯するわけだ。これが売り有利に働き、大幅に下げることになる。ローソク足では大陰線が続く。この時点では下げの傾向が強くなるので、買いは引っ込んでしまう。間違いなく売り時である。
(弟8章 チャートで見る小型株の売りシグナル)

○ 2.「上ヒゲ」をつけての下落ならすぐ売れ!
 小型株は天井をつけるのも速いが、下げるのも急なので目を離せない。だからこそ、信用売買の格好の投資対象になる。
 ただし流れが上げ相場の局面では、当面の天井をつけ、調整場面を経たのちに再び上値を取りにくることがある。とくに業績の良い銘柄はその可能性が高い。つまり、また買い場面がやってくるので機敏に見ていく必要がある。
(弟8章 チャートで見る小型株の売りシグナル)

○ 4.株価が移動平均線を鋭角に下回れば売り急げ!
 小型株の値動きの特徴は、上げるときも「急騰」が多い代わりに、下げるときも「急落」が多く見られるということである。
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 小型株の売買では、下げの局面では問答無用で「逃げ」が大切である。失敗している人のほとんどは「逃げ遅れ」なのである。「まだはもうなり」の格言がぴったり当てはまるのが小型株の動きなのである。
 ただ銘柄によっては、当面の底値に達した段階での急反発もある。そこは絶好の買い場になる。ただ、前の高値を超えるかどうかはわからない。
 下げ始めたら売る、上げ始めたら買う。この繰り返しを忠実にものにしていくことが、小型株で確実に利益を手にしていく手法である。
(弟8章 チャートで見る小型株の売りシグナル)










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