株式投資塾 これだけ知っていれば失敗しない!(6章 投資に対する心構え)

成田 青央 (著) 2003年10月


○ 1.心構えの必要性
 投資を行う時に必要なことは、平常心を常に維持することです。大儲けのたびに祝杯を上げたり大損のたびに海よりも深く、この世の終わりのように落ち込んでいては疲れてしまいます。感情の起伏の激しさのことを世間では“ロマン”と言うようですが、これは株式投資に求められるものではありません。
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 株式投資というものはミスを織り込み済みのゲームなのです。ですから1回の投資に一喜一憂せず、トータルで勝てばいいんだと鷹揚(おうよう)に構えて下さい。ここで一言。
 “損切りは早めに、利益確定は遅めに”。
 これがキーワードです。
(6章 投資に対する心構え)

○ 3.投資技術は持っていますか
 まぐれで株式投資で大儲けをするのはよくある話です。しかし、まぐれで儲け続けることはできません。みなさんは、株式投資は努力などせずとも儲かると思っているでしょうが、はっきり言って間違いです。
(6章 投資に対する心構え)

○ 4.投資に関する正しい知識はどのくらいお持ちですか
 よくある話ですが、前もって株式を購入しておいて、講演会などで推奨し、食いつく素人投資家にその株を買わせ、自分は売り逃げる。
 こんな事は日常茶飯事ですよ。こういう裏の事情を知らないから、もしくは、知ろうとしないから、こういった人間に鴨にされるのです。
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 株価の慣性の法則を知るためには、場帳をつけるのが1番です。極論してしまえば、この慣性の法則を理解し、相場の波に乗ることができれば、株価分析など必要はありません。テクニカル分析も、ファンダメンタル分析も大人のおもちゃ(他意はありません)程度にしか感じなくなります。
(6章 投資に対する心構え)

○ 5.勝つためには運が必要
 最後に他人の失敗に付けこむ投資法です。一昔前、オウム教団がサリンをばらまいたときの話ですが、株式市場で、名前にオウムという名前が入っているだけで、株価が暴落した会社がありました。しばらくすれば、当然ですが、株価は元の値段に回復します。こういう銘柄をおいしくいただくのが他人の失敗に付け込む投資法です。他にも、企業不祥事などでどう考えても明らかに下げすぎで、しかも、どう考えても倒産しそうもない会社を買う投資法です。例えば東京ガスなどがこの銘柄です。要するに何かのイベントが起こり、他人のヒステリーな投げ売りで、明らかにどう考えても割安のバーゲンプライスの銘柄を買う投資法です。
 市場は常に信じられないチャンスをわたしたちに提供してくれます。ただ、それに気づくか気づかないか、それだけが問題なのです。ですから、もしそれがチャンスと気づいた場合は、そのチャンスを迷わずにつかんでください。
(6章 投資に対する心構え)

 









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