なぜか日本人が知らなかった新しい株の本(第2章 「価値」ってなに?)

山口 揚平 (著) 2005年7月20日


1.価値は「利益」と「リスク」の天秤の上にある
 ※ みんな利回りが違う!
 お金を生むものを資産といいます。そして、資産が1年間に生むお金の率をよく利回りといいます。年利5%の金融商品があったとすれば、それは「100万円を預けたら毎年5万円が入ってくる」ことを意味しています。
(第2章 「価値」ってなに?)

3.価値のしくみがわかれば、投資の本質が見えてくる
 ※ 株価の下落は、実は「買い」
 普通の人は、株価が下がると不安になって売り、株価が上昇すると今度は強気になって買いをします。ところが、正しい投資行動はその逆になるはずです。
 株価の下落は、「売り」ではなく「買い」です。なぜなら、あなたが「妥当な株価」さえ知っていれば、株価が下がるということは、より高い利回りを得られるチャンスを意味するからです。
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 一般の人の逆を行く投資手法を「逆張り」といって、なかには高い利益を上げる人もいますが、その理屈はとても簡単なのです。要するに、みんなが感情に基づいてやれ株価が上がった、下がったと騒いでいるときに、逆張り投資家は、高い利回りが得られるか、ということを考え、下がった株を買っているだけです。
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 ※ 「株」も「預金」も本質は同じ
 預金と株式投資のしくみを考えてみれば、すぐにわかります。預金とは、当然ながら銀行にお金を預けることです。ではその預けたお金は? というとそれは、結局は企業に融資されたり、投資されたりしているわけです。
 株式投資とは、これを銀行を介さず直接自分でやってしまおう、というものにすぎません。ということは、お金が企業に回るまでのルートが違うだけで、結局、あなたのお金が銀行を通して企業に回っている点では同じです。銀行に預金するというのは、銀行という投資信託(ファンド)に投資をしているようなものなのです。銀行預金にはもちろん、元本保証という強い味方がついていますが、ペイオフ解禁や物価上昇(インフレ)を考慮すると、元本のもつ意味についても、私たちは一度考えなおさなければならないのかもしれません。
(第2章 「価値」ってなに?)

 









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