3万円ではじめるネット株(第3章 株式投資は3万円=「超」小額投資ではじめよう)

                                      ノマディック (著) 2005年1月


○ 個人投資家の有利な点
 個人投資家にとって有利なのは、投資環境がプロに近づいたというだけではありません。もともと、投資については個人ならではの有利さがあるのです。
 まず、プロは「常に運用しなければならない」という立場です。半年、1年など一定期間ごとに、資金を預けている投資家から運用結果をチェックされます。そのため、「どうもしばらく相場の環境が悪そうだから、半年くらい休んで様子を見よう」といったように「休む」ことができないのです。また、預かる運用資金が多額で、自由に増減できないことも、運用の選択肢を狭めます。
 逆にいうと、個人の投資には(1)有利に投資できそうな時期だけ投資できる、(2)投資の金額を増やしたり減らしたりできる、という点で、大きなメリットがあるのです。さらに、現在では手数料の面でも、個人のほうが有利という逆転も一部に生じています。
(第3章 株式投資は3万円=「超」小額投資ではじめよう)

○ ネット証券ではじめよう
 ネット証券のメリットとして第一に挙げられるのが、「売買委託手数料が安い」ということです。ネット証券は、従来型の証券会社にくらべて、売買委託手数料がとても安くなっています。
 また、「口座管理料が無料」というのも、見逃せません。従来は、証券会社に口座を開いているだけで1年間に3,000円程度の口座管理料をとられていました。これは、まったく売買をしなくてもとられるもので、売買頻度が少ない投資家にとって負担になっていました。ところが、ネット証券では口座管理料を無料としているところがほとんどです。
(第3章 株式投資は3万円=「超」小額投資ではじめよう)

○ 3万円ではじめてみよう
 正直いって、3万円という金額でも、投資をする際に十分な金額であるとはいえません。後で述べるように、いろいろな注意も必要です。
 それでも、普通の方がポケットマネーの中から出せる金額であり、かつ、ある程度の投資対象の選択肢がもてる金額となると、3万円は投資生活のスタートして、バランスのとれた金額だと考えます。
(第3章 株式投資は3万円=「超」小額投資ではじめよう)

○ 5~10万円なら選択肢が広がる
 少額投資では、必然的に購入できる銘柄の選択範囲が限られます。この選択範囲が限られるということは、もちろん、デメリットでもあるのですが、初心者の方にとって、結果的に迷う余地が少ないというメリットともあるのです。
(第3章 株式投資は3万円=「超」小額投資ではじめよう)

○ 効率のよい投資とは?
 きちんとした投資をしようとすると、案外手間がかかります。まず、購入候補銘柄を選ぶところからはじまり、株価をチェックして売買のタイミングをはかる、売買の記録をつけて管理する、経済ニュースや景気の動向をチェックする、といったことが基本です。
 少額で練習をして投資の実力をつけておけば、多額の資金が用意できたときも、効率よく儲けることができるのです。
 これが、なるべく早いうちから少額でも投資の練習をしておいたほうがいい理由のひとつです。
(第3章 株式投資は3万円=「超」小額投資ではじめよう)






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