ど素人が読める会社四季報の本(第3章 会社の内容欄およびコメント欄がわかる)

                   「ど素人の株日記」管理人なべ (著), 犬丸 正寛 (監修) 2006年12月19日


○ コメント欄には四季報記者の魂がこめられている
 コメント欄の前半5行は「業績記事」、後半4行は「材料記事」と呼ばれています。これだけの短い文章に記事をまとめるために特殊な用語や簡略語が多用されていることもあり、会社四季報に慣れていない読者からは「ややこしい」「難しい」との声も聞かれます。しかしながら、どのデメリットを差し引いてもコメント欄はたいへん重宝します。
(第3章 会社の内容欄及びコメント欄がわかる)

○ 同業他社の「見出し」を比べてみよう
 トヨタ自動車は【増額】や【連続更新】、【増収増益】といったプラスイメージの言葉ばかり目立ちます。2005年3集では、【鈍化】という言葉が出ていますが、その後はこれを完全に打ち消すプラスイメージです。全体的に文句のつけようがない業績の良さといえるでしょう。
 次はホンダです。トヨタ自動車に比べると、若干雰囲気が異なりますが、こちらもプラスイメージが圧倒的に多いです。2004年4集の【減益】から2005年3集の【営業最高】(営業利益が過去最高を達成した)と業績が良くなったことを表しています。
 一方、日産自動車はどこか頼りない感じです。2005年2集の【過去最高】まではとても良いのですが、その後は【鈍化】や【足踏み】といった、業績の伸びが衰えていることを示す表現が続きます。
 以上のように、単純に見出しをピックアップして比べるだけでも、企業の中期的な業績の傾向が把握できます。
(第3章 会社の内容欄及びコメント欄がわかる)







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