12歳でもわかる!決算書の読み方(プロローグ)

                                      岩谷誠治 (著) 2010年2月19日

 「プロローグ」では、決算書が読めることのメリットやそれを読めるようになるためのコツについて紹介されている。

 「第1章 社長気分でマネーの動きを見る!」では、スイカの販売を事例に貸借対照表と損益計算書について説明されている。例えば、持っているモノとお金の出所を表すのが貸借対照表、売った値段から買った値段を差し引いた分が儲けで、それを表すのが損益計算書という具合である。

 「第2章 「会計テトリス」とは?」では、貸借対照表を資産・負債・資本の3つのブロックに分け、損益計算書は収益・費用の2つのブロックに分けることでそれぞれの関係について紹介されている。また、モノを売った場合やお金を借りた場合などに利益の変化するパターンをテトリスの例で説明している。

 「第3章 顔を見れば一瞬でわかる! 「貸借対照表」の読み方」では、貸借対照表の構成や会社の安全性を判断するポイント、良くなっている会社の望ましい傾向のポイントなどについて紹介されている。貸借対照表を顔に例え、良い会社の場合は右上がりの顔になっているという具合である。

 「第4章 12歳でもわかる! 「損益計算書」の読み方」では、損益計算書を構成する5つの利益のことや、3社の寿司業界を例に利益率の比較、収益性を表す指標について紹介されている。

 「第5章 矢印を見れば簡単! 「キャッシュフロー計算書」の読み方」では、キャッシュフロー計算書が3つの書類から構成されていることや利益とキャッシュの違い、株主資本等変動計算書などについて紹介されている。他にも、減価償却についても説明されている。

 「第6章 IFRS(国際会計基準)は楽勝!」では、IFRSの特徴や決算書の名称で変わった部分、新しく変わった会計基準などについて紹介されいる。例えば、従来の決算書と変わったポイントとして、①「包括利益」の導入、②公正価格による測定、③過年度の決算書の遡及処理、④非継続事業区別 といった具合である。

 「終章 最短で一流のビジネスマンになる! 「会計力」の使い方」では、これまでのまとめとして、良い決算書と悪い決算書を見分けるためのチェックするポイントなどについて紹介されている。

○ 決算書が読めるとはどういうことか?
 「決算書が読める」とか、「会計が使える」とはどのような状態を指すのでしょうか?本書では、それを以下のように定義します。
 ・会社の状態がわかる
 ・自社における改善策がわかる
 まず、「会社の状態がわかる」とは、決算書を見ることによって、その会社の特徴をつかめるということです。
決算書は、会計知識のない人には、単なる数字の羅列(られつ)に過ぎませんが、会計知識を身につけることで情報の宝庫に変化します。
 次に、「自社における改善策がわかる」とは、会社における財務上の欠点を明らかにするだけではなく、欠点を改善するための具体的な方法を見つけ出すということです。
(プロローグ 決算書を簡単に読むコツ)







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