株で成功するための『会社四季報』徹底活用法(第1章 『会社四季報』はなぜ「投資家のバイブル」なのか)

会社四季報編集部 (編集) 2007年3月

  目 次
 第1章 『会社四季報』はなぜ「投資家のバイブル」なのか
  ① 『会社四季報』は株式投資のバイブル
  ② 『四季報』で業績の変化を先取り
  ③ 「敏速、一覧」掲げ70年前に創刊
  ④ 投資に欠かせない素材の宝庫
  ⑤ 記者の取材とデータ調査がベース
  ⑥ 年4号それぞれに特徴あり
 第2章 業績予想」がすべての基本
  ① 会社の業績を知るのが基本
  ② 会社の業績予想と『四季報』予想
  ③ 業績予想はこうして作られる
  ④ 増収なくして会社の発展なし
  ⑤ 営業・経常・当期利益の違い
  ⑥ 利益の中では営業利益が最重要
  ⑦ 経常利益でグループの実力を知る
  ⑧ 株主利益に直結する最終利益に注目
  ⑨ 株価の予想指標に直結する1株益
  ⑩ 四半期決算を使いこなそう
  ⑪ 株主には配当が最も大事
  ⑫ 四半期配当の時代に
  ⑬ 「業績修正変化記号」は投資の肝
 第3章 超コンパクトな「記事」のトクする読み方
  ① 業績記事を読みこなすコツとは
  ② 独自の用語には意味がある
  ③ 投資に役立つ『四季報』用語①
  ④ 投資に役立つ『四季報』用語②
  ⑤ 『四季報』と会社予想の差①
  ⑥ 『四季報』と会社予想の差②
  ⑦ 材料記事で中期業績を先読み①
  ⑧ 材料記事で中期業績を先読み②
  ⑨ 材料記事は宝の山①
  ⑩ 材料記事は宝の山②
  ⑪ 株式需給の材料はこう読む①
  ⑫ 株式需給の材料はこう読む②
 第4章 会社の「財布」中身は?-「財務」の読み方
  ① 会社の「財布」はなぜ投資に重要か
  ② 会社の「財布」はここでチェック
  ③ 内部留保は期間利益の蓄積
  ④ 資本の効率活用度をチェック
  ⑤ 設備投資と研究開発で将来を展望
  ⑥ 投資に役立つキャッシュフロー
 第5章 株主や増資など「株式」の情報を押さえる
  ① 発行済み株式数で値動きをイメージ
  ② 外国人に人気の銘柄は?
  ③ 機関投資家が好む銘柄は?
  ④ 流動性の低い株には要注意
  ⑤ 【資本異動】欄でわかる株数の動き
  ⑥ 増資は株価に好材料?
  ⑦ 株式分割は株価上昇につながるか?
  ⑧ 自己株買いは株価にプラス?
  ⑨ 減資する会社はだめなのか
  ⑩ 三角合併解禁でM&Aが加速
 第6章 「株価情報」で売買タイミングを測る
  ① 元手はいくら必要か?
  ② PERで割安株を探せ
  ③ PBRが1倍割れの割安株に注目
  ④ 会社の値段を示す時価総額
  ⑤ 四季報チャートを使いこなそう
  ⑥ 移動平均線でつかむ売買タイミング
  ⑦ 信用残は大事なシグナル
  ⑧ 出来高は人気のバロメーター
 第7章 「基本情報」で会社のすみずみまで知る
  ① 見たい会社はこう探す
  ② 証券コードはこんなに便利
  ③ 【特色】欄でわかる買い材料
  ④ 【連結事業】で事業の柱をつかむ
  ⑤ 上場市場や本社も大事な判断材料
  ⑥ 従業員数や年収も株価材料に
  ⑦ 平均年齢で会社の活力を知る
  ⑧ 銀行・証券・監査法人を載せるわけ
  ⑨ 大株主で会社の支配者を知る
  ⑩ 社長の器は会社の器
 第8章 「危険」はここで察知する
  ① 営業CFの赤字は見過ごせない
  ② 利益の「赤字」は異常事態
  ③ 「継続企業の前提に疑義」とは?
  ④ 「繰越利益剰余金」のマイナス
  ⑤ 株主持分比率は安全性を示す信号
  ⑥ 「債務超過」「過小資本」には要注意
  ⑦ 上場廃止制度で投資家を保護
 第9章 「巻頭・巻末特集」は情報の宝庫
  ① 「今号のポイント」で大局をつかむ
  ② 業種から狙いを定める
  ③ 「増額修正ランキング」は超便利
  ④ 「四季報指標」で割安銘柄を発掘
  ⑤ ファイナス予想も独自予想
  ⑥ 巻末ランキングの徹底活用法
  ⑦ お得! 株主優待は隠れた配当金
  ⑧ 日銀、ADR、未上場生損保も掲載
  ⑨ REIT、ETFも誌面でカバー
  ⑩ 『四季報』は新規公開会社にも強い
 第10章  さまざまな角度から産業・企業をウォッチ
  ① 強力ツール『会社四季報CD-ROM』
  ② スクリーニングで有望銘柄を選別
  ③ 『四季報速報プラス』で最新情報先取り
  ④ 『オール投資』でフォローアップ
  ⑤ 厳選銘柄を分析する『プロ500』
  ⑥ 『株価四季報』『IPO』で投資判断

  「第1章 『会社四季報』はなぜ「投資家のバイブル」なのか」では、会社四季報の特徴について紹介されている。例えば、会社が何の事業を行っているか、儲かっているのか、将来性はあるのかなどを知ることができたり、年に4回発行される会社四季報のそれぞれの特徴について紹介されている。

 「第2章 「業績予想」がすべての基本」では、各利益の特徴や四季報独自の業績修正変化記号などについて紹介されている。例えば、売上が利益の源泉であることや、営業利益が業績の中で最も重視すべきものなので、そこに四季報記事では注力していることが紹介されている。

 「第3章 超コンパクトな「記事」のトクする読み方」では、業績記事や材料記事の特徴について紹介されている。例えば、業績記事では文字数が制限されているために独自の用語が使用されていることや、材料記事では中期業績や宝となる情報が記載されていることなどが紹介されている。

 「第4章 会社の「財布」-「財務」の読み方」では、バランスシートの主要項目をまとめ、会社の体質を読み取ることについて紹介されている。例えば、健全性をチェックすることや資産や資本を効率よく使っているか、3つのキャッシュフローのチェックポイントなどについて紹介されている。

 「第5章 株主や増資など「株式」の情報を押さえる」では、株式数の特徴について紹介されている。例えば、大型株、中型株、小型株の株価の動きや外国人・機関投資家の好む銘柄の特徴、株式分割や自己株買いの効果やそれに伴う株価への影響について紹介されている。
 
 「第6章 「株価情報」で売買タイミングを測る」では、株を買うためのポイントについて紹介されている。例えば、株価が高いのか安いのかを表す指標や株価の方向性をとらえるために移動平均線を活用すること、出来高と株価の関係などについて紹介されている。

 「第7章 「基本情報」で会社のすみずみまで知る」では、特色欄や連結事業欄、証券欄や株主欄などの特徴について紹介されている。例えば、特色欄では主要な事業や業界内での地位、シェア、強みなどがわかり、連結事業欄では主力事業の内容がわかる、株主欄では会社がどこを向いて経営しているかがわかるといったことなどが紹介されている。

 「第8章 「危険」はここで察知する」では、危ない会社のチェックポイントについて紹介されている。例えば、危ない会社を避けるために営業CFや株主持分比率、利益の赤字や繰越利益剰余金などを確認することなどについて紹介されている。

 「第9章 「巻頭・巻末特集」は情報の宝庫」では、今号のポイントや業種別業績展望、増額修正ランキングや巻末ランキングなどの特徴について紹介されている。例えば、今号のポイントでは上場企業全体の業績動向についての傾向や今後の見通し、業種別業績展望では業種別に売上高、営業利益、純利益の3期分を掲載していることなどについて紹介されている。

 「第10章 さまざまな角度から産業・企業をウォッチ」では、会社四季報CD-ROMや四季速報プラス、オール投資やプロ500などの特徴について紹介されている。例えば、会社四季報CD-ROMでは四季報に収録できなかった膨大なデータがCDに収録されて多くの機能が使えることや、四季速報プラスでは決算分析や業績予想などの個人投資家が「いま欲しい情報」を提供していることなどについて紹介されている。

○ 2.『四季報』で業績の変化を先取
 株価が動く要因はいくつかあります。経済環境、売り買いの需給、企業業績の変動等々。
 中でも株価は業績の変化に敏感です。
 こうして『四季報』が独自増額した銘柄の中から急騰株が生まれることがよくあります。
 この「先取り」を06年9月14日発売の秋号で、増額修正に限り調べてみました。結果は何と358社。『四季報』が独自に増額修正をして、その後会社も上方修正を発表した会社が300社以上もあるのです。
 読者の立場では、増額修正した企業を一目で知りたいと考えるでしょう。そうした方のために、毎号巻頭のカラーページに「前号比営業利益30%以上増額した会社はここだ」と題しランキングを掲載しています。
(第1章 『会社四季報』はなぜ「投資家のバイブル」なのか)

○ 4. 投資に欠かせない素材の宝庫
 一般の個人投資家が株式投資をする目的は、値上がり益(キャピタルゲイン)と配当(インカムゲイン)を得ることでしょう。『四季報』では、【配当】欄で四半期配当も含めて実額でいくらもらえるのか細かく配当予想をしています。株価が上がる要因はいくつかありますが、やはり中心は業績の動向です。利益が増えるのか、減るのか、「業績予想」でチェックしてください。『四季報』では、2年後の業績まで2期予想を行っています。
 その業績も、健全な経営の下で実現しているのか、その点も重要です。「黒字倒産」(帳簿上では黒字を出していながら、資金回収の遅れで運転資金のやり繰りができず倒産すること)する企業だってあります。安全性を示す【財務】欄もしっかりと読み込んでください。詳しくは第4章で説明しますが、会社の財布の中身がここでわかります。株価は企業の将来性を反映します。設備投資や研究開発費は増えているのか、確かめましょう。「記事」の後半部分は「材料」欄と呼びますが、企業の中期的な材料を書いてあります。新製品や新工場計画、海外進出やM&A(企業買収)といった株価に影響を与える記事が盛りだくさんです。
(第1章 『会社四季報』はなぜ「投資家のバイブル」なのか)







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