株で成功するための『会社四季報』徹底活用法(第2章 「業績予想」がすべての基本)

会社四季報編集部 (編集) 2007年3月


○ 1.会社の業績を知るのが基本
 会社が株主に1年間の経営状況を報告するのが決算です。この決算を読み解くのが、株式投資家にとって「よい会社」と「悪い会社」を見分ける第一歩になります。
 決算は定められた会社の規則に基づいて、財務諸表としてまとめられ公表されます。
 この中で最も重視されるのが損益計算書です。株価の上昇、下降、配当の多寡に直接響いてくるのが会社の業績だからです。
 その業績の基盤となる会社の体質が健全か、安全なものかどうかを示しているのが貸借対照表であり、キャッシュフロー計算書は利益(業績)がちゃんと資金(おカネ)に裏付けられたものであるかどうかがわかるように、その会社への実際のおカネの出入りをまとめています。
(第2章 「業績予想」がすべての基本)

○ 2. 会社の業績予想と『四季報』予想
 ある会社についての『四季報』の業績予想が、それまで株式市場で知られていた予想と大きく異なったとき、それがサプライズとなり、株価が大きく変動することがあります。いわゆる「四季報相場」です。
(第2章 「業績予想」がすべての基本)

○ 6.利益の中で営業利益が最重要
 営業利益は、【業績】欄の中で最も重視すべき数字です。『四季報』の記事で一番多くの字数を費やしているのも、この営業利益についてです。それは、経常利益や最終利益が、株主や土地などを臨時に売却したものの損益を含むのに対し、営業利益は本業の儲けのみを示し、会社の真の実力を示すものだからです。営業利益が赤字ということは、本業に改善すべき点があるということです。
(第2章 「業績予想」がすべての基本)

○ 8.株主利益に直結する最終利益に注目
 「営業利益は本業の儲けを示しており重要だ」と述べましたが、最終利益も営業利益に負けず劣らず大切です。その理由は、株主(=投資家)の財産や会社の将来に直結し、その会社の株価を考える上でも非常に重要だからです。
(第2章 「業績予想」がすべての基本)

○ 11.株主には配当が最も大事
 銘柄選びの際には、会社が増配を公表して人気化する前に、増配期待会社を先取りすることが大切です。『四季報』では独自取材で「増配の可能性あり」と判断した場合は解説記事で言及し、増配の幅も1株配当予想欄と【配当】欄で示します。
 『四季報』では、「予想配当利回りランキング」、「株主優待を含めた実質高利回りランキング」を巻末に収録しています。
(第2章 「業績予想」がすべての基本)

○ 13.「業績修正変化記号」は投資の肝
 『四季報』を使いなれた投資家の中には、まず「業績修正変化記号」のチェックから始めるという方も少なくありません。
 その理由は、株式市場が「変化」に反応するからです。業績予想が上方修正された場合を「増額」、下方修正された場合を「減額」と言いますが、四季報の「増額銘柄」「減額銘柄」には投資家の注目が集まります。
(第2章 「業績予想」がすべての基本)







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