株で成功するための『会社四季報』徹底活用法(第6章 「株価情報」で売買タイミングを測る)

会社四季報編集部 (編集) 2007年3月


○ 2.PERで割安株を探せ
 どんなによい銘柄であっても、買い時・売り時を間違えれば損をします。株価が割安な時に買い、割高な時に売ることができれば、かなりの勝率で儲けを手にすることができるでしょう。こうした株価の割安・割高を判断する重要な材料の一つが、PER(株価収益率)です。
 『四季報』では、チャート欄の右横に、その銘柄の2期分の「予想PER」と3期分の高安平均の「実績PER」を掲載しています。
(第6章 「株価情報」で売買タイミングを測る)

○ 3.PBRが1倍割れの割安株に注目
 PERと並んで株価の割高・割安を判断する材料として重要視されているのがPBR(株価純資産倍率)です。PBRは株価を1株当たり純資産で割って算出します。株価が帳簿上の1株当たり価値の何倍であるかを示しています。
 一般的にPBRが1倍を下回っているときは、株価が割安であると判断できます。理論上の会社の解散価値である1株当たり純資産よりも株価が低くなっているからです。ただし、将来、本当に経営破綻するおそれがある場合や、赤字続きで将来の1株純資産がいまよりも減るようであれば、割安とは言えません。単に人気がなく出遅れていて割安なのか、将来の赤字を織り込んでのPBR1倍割れなのか、吟味する必要があります。
(第6章 「株価情報」で売買タイミングを測る)

○ 6.移動平均線でつかむ売買タイミング
 ローソク足の形を見れば短期間の相場の勢いがつかめますが、中長期の株価の方向性をとらえるには、「移動平均線」が役立ちます。
 移動平均線は、その期間の売り買いのコストの平均を示しているとも言えます。実際の株価が移動平均線よりも上にある場合、その銘柄を持っている投資家は平均的に見て利益を上げている状態にあります。逆に実際の株価が移動平均線の下にある場合は、平均的に投資家は損を抱えている状態にあります。したがって株価が移動平均線の上にあるときには強気相場になりやすく、下にあるときには株価の頭が移動平均線によって押さえがちとなります。
(第6章 「株価情報」で売買タイミングを測る)

○ 8.出来高は人気のバロメーター
 株価が上昇に転じる場合、たいていは出来高の増加を伴っているケースが多く、個別銘柄の人気を測るのに適していると言えます。逆に、その株式を欲しい人が減ると商いが細るので、出来高が減って株価も下がることが多いと言えます。
 場合によっては、出来高が徐々に増えているにもかかわらず、株価が下がり続けるときがあります。これは、その銘柄の株価が下がりすぎだと思って買い出動する投資家が増え始めたからで、株価の「反転上昇のサイン」となることがあります。そのうちに売りが減って上昇局面に入る期待が持てます。
(第6章 「株価情報」で売買タイミングを測る)








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